下部消化管内視鏡検査とは
どんな検査
内視鏡を肛門より挿入し、直腸から結腸もしくは回腸末端にかけて観察します。
検査でわかること
大腸内病変の診断ができます。
- 診断の適応となる主な疾患:大腸がん、悪性リンパ腫、虚血性腸炎、カルチノイド、潰瘍性大腸炎、アメーバ赤痢、クローン病、腸結核、偽膜性腸炎、大腸憩室
食事制限・前投薬・所要時間
◎食事制限・水分制限 あり
◎前投薬 あり
◎所要時間 30~40分 前処置の下剤内服からでは2~3時間
◎苦痛を伴う。
◎前処置の良し悪しが精度を左右する。
患者への説明
検査前の注意点
- 前日の就寝前に下剤、当日に経口腸管洗浄薬(通常、溶解液にして2L)を服用してもらいます。状況に応じて追加したり、別の下剤に変更されることもあります。
- 前日の食事は繊維質や種のあるもの、きのこ類、海藻類は避けてもらいます(パンフレットなどを使用し具体的に説明することが重要。特に「こんにゃくは良し」と患者が判断する傾向にあるため注意する)。町の状況によっては、医師から指示が出る場合があるので必ず確認します。
- 通常21時以降は絶食、水分は検査当日まで摂取可能です。ただし水、煎茶、番茶、麦茶、ウーロン茶、紅(砂糖、ミルクの入っていないもの)とします。
- 経口腸管洗浄薬の内服方法について説明し、便の性状が淡黄色で顆粒がなければ検査実施可能です。
検査中の注意点
検査時の体位は、通常左側臥位でスタートしますが、途中で仰臥位、右側臥位になってもらうため転落に注意します。
検査後の注意点
状態を観察するため、リカバリールームで休んでもらいます。検査後の食事は、生検の有無などで変わるので、検査後に説明があります。